バレエナビゲーター新居彩子によるバレリーナのトークショー

開催日　：2017年9月10日
主　催　：早稲田大学バレエサークルCiel 様（共催：株式会社The Graces B）
紹介講師：新居彩子
依頼内容：ダンサーによるバレエ芸術を紹介するイベントの企画運営

早稲田大学でバレエサークルを運営する学生さんたちから新居彩子さんに、現役バレリーナによるセミナーおよびレッスン指導の企画・運営のご依頼でした。
バレエの多彩な魅力や面白さ、幅広いダンスの楽しみ方を広く一般の方々に分かりやすく紹介するバレリーナのトークショーと、普段のレッスンだけでは足りない、プロによるバレエ指導の機会を得て、より上達していきたいとのことでした。

新国立劇場バレエ団ソリストの五月女遥さんをゲストに、バレエの多彩な魅力や見どころを紹介するトークショーを企画し、自ら司会進行を務めながら運営をしたのは、バレエを10倍おもしろくするバレエナビゲーターの新居彩子さんです。
五月女さんには、これまで踊られてきたクラシック・バレエから、コンテンポラリーダンスまで、様々なダンスの違いや踊り方のコツ、身体の使い片などを実際に動いて見せながら、詳しくお話頂きました。早稲田大学バレエサークルの学生さん方はもちろん学び多きひとときとなり、バレエファンの方にも楽しんで頂けるトークショーとなりました。

五月女遥さんのスペシャルトーク

前半は、バレエの歴史から派生してきたいろいろな踊りのお話。
1900年代に作られたネオ・クラシック・バレエは、テクニックだはもちろん、オフバランスでも耐えられる体力や筋力が求められるものであると、五月女遥さんが実際に動きやポーズをしながら分かりやすくお話して下さいました。

振付家のイメージしている世界観を感じ取り、自分なりに解釈しながら、体を通して表現していくのが面白いです。バランシンの作品は、音楽と本当にぴったり合っている動きがとても素晴らしいです。

バランシンの振付が、音楽と完璧に合っていて「目で見る音楽」と言われるのが分かりました。

後半は、五月女遥さんが実際にポーズや動きを見せながら、多彩な踊りの秘訣を紹介。
158㎝しかない小さな体で、どうして大きく見えるような動きができるのか、何を考えてレッスンをしているのか、どんな身体づくりをしているのか、いろいろとお話して下さいました。

人前で話すのは苦手という五月女さんでしたが、とても丁寧にダンスの素晴らしさを語って下さいました。初めて五月女さんを知った方もバレエファンの方も、五月女遥さんの踊りを観に行きたいと思ったのではないでしょうか？

今回のイベント企画を終えた新居彩子さんからひとこと。

バレエの舞台や公演は、一般の方には理解するのが難しく、まだまだ敷居が高いと思われています。公演に解説や字幕はありませんし、劇場でのマナーやルールも分からない方が多いです。
今回、バレリーナが直接バレエ芸術を分かりやすく解説するトークショーの機会を得られたことは、ファンを増やすだけでなく、劇場で観てみたいと思って下さった方もおられると思います。たくさんの方に劇場へいらして頂くための公演プロモーションやダンサーのトークイベントを、これからも企画してゆきたいと思っています。

新居彩子さんと一緒に、バレエやダンスのイベントやセミナーを開催してみませんか？
ダンスの素晴らしさを多くの人に知って頂けるよう、いろいろなアイデアをご相談できたら嬉しいです。